"Plamo" logs

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 組立て始めてから、かれこれ3ヶ月以上経過してしまいましたが…イデオンです。

 夏場はやっぱり、暑くてプラモを作ろうという気になりませんねぇ。今年は秋になっても、あまり涼しくないので、なかなか捗りません。

 さて、イデオンですが、本編の内容については、今更論じるのも愚かというか、私の手に負えるようなものではないので割愛します(笑)。

 当時、ガンプラに続けとばかりに、統一スケールで多数の「イデプラ」が発売され、完成度にも一定の評価が与えられていますが、この「1/810 イデオン」は、それより前に箱スケールのシリーズで発売されたもの。しかしながら、後の統一スケール版の試金石ともいうべき、なかなかの完成度を持っています。

 やはり、伝統の「謎関節」は健在なのですが、プロポーションは結構良いし、何より組み易い。なので、今回はアルミ線接続を太腿と足首だけにして、後はポリキャップ埋め込みにしてみました。

 こんな感じに仕上がりましたよ。いわゆる1/144ガンプラサイズなのですが、小スケールにも関わらず巨大感が出ていると思います。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 足が上から見てハの字にならなかったのは反省点。しかし、あまり気にならないレベルなので良しとします。

 今回、最も手が入ったのは足首部分。完璧なる「謎関節」ですが、そのまま機構を生かしつつ、接地性を高めるべく、裾の部分を左右に広げてあります。あとは、他のアオシマサンライズロボと同様に、手をウェーブ製のものに交換したり、関節をポリキャップに変えてみたり。ポリキャップもウェーブ製で、首と肩の部分に使いました。

 膝は元々の軸を切り飛ばし、ピンバイスで軸部分を貫通させて、ポリキャップのランナーを差し込むという、お手軽後ハメ加工。かなり使えるテクニックです。ありがとう、「モデルグラフィックス」!

 塗装はいつもの通りの手順。黒サーフェイサーで真っ黒にして、傷等を消した後、再び黒サーフェイサーで真っ黒に。その後、ベースホワイトでグラデーションパターンを描いて、その上から各色を吹きます。

 赤、白、黄、グレーは、それぞれガンダムカラーの定番色で。青はブルーFS15050を使用しました。ゲージはルマングリーンとしています。今回はマスキングが面倒な部分を沢山筆塗りにしているので、アラを消す為につや消しスーパークリアを多めに吹きました。

 リアビュー。かなり設定に近い印象です。背中の密度感に対し、脚部の空疎な感じが良いコントラスト。なお、ドライブラシは弱めにし、白はなるべくグラデーションがかからないように厚吹きしています。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 上半身。がっしりとしたプロポーションで、量感があります。黄色の部品が接着し難く、ちょっと汚くなってしまいました…。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 腕は謎関節っぽいですが、実は変形機構に忠実だったり。肩上部の謎関節、実は元々、胴体接続部がこの肩上部の部品にあり、上腕がハの字に開くようになっていたのです。見栄えが悪いのでオミットしましたが、雰囲気が何となく好きなので、関節だけ残しました。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 足首は脚を開いて接地出来るよう、アルミ線接続としています。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 上から。小スケールを感じさせない、適度な密度です。モールドは、なかなかシャープでした。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 正面から。現在のイデオン造形のトレンドから言うと、やや肩幅が広いですが、当時としては、かなり良いプロポーションなのではないでしょうか。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 なお、素組みした場合の完成写真は、こんな感じです。素組みでも充分カッコいいんですけどね。やっぱり脚部が棒立ちになるのは、何とかしたい処でしょう。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

 アオシマサンライズロボ揃い踏み。残念ながら、ダイオージャは入手出来ませんでしたが…。チャンスがあれば、入手して作りたいと思います。

アオシマ アニメスケール 1/810 伝説巨神 イデオン

tags:旧キットその他リアルロボットアオシマ

published at: 2011/10/16

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