続いては、ナンバリングどおりNo.014のブロッケード・ランナーです。
スター・ウォーズ エピソード4の冒頭で襲撃されつつ逃走を図っている宇宙船で、事件の発端を描く重要な舞台となります。レイア姫、ダース・ベイダー、C-3POとR2-D2という主要な登場人物がテンポ良く一気に紹介され、その段取りの良さは現在も驚くに値します。
キットの仕様、塗装など
このブロッケード・ランナーも、パッケージは標準のビークルモデルの倍の容量になります。完成品は標準モデルよりも大きめのサイズですが、ビークルモデルのシリーズとしての統一感はディテールの細かさによって巧く担保されていますね。
塗装はアクリジョンベースカラーのグレー+ホワイトによるサフ吹きから、水性ホビーカラーのグランプリホワイトをベースに調色したものを吹いています。細部の赤いラインはマルーンを筆塗りしています。この時はまだ新水性ホビーカラーに慣れておらず、筆塗りのコントロールに苦労しました。
デス・スターIIの項では書き忘れていましたが、新水性ホビーカラーのつや消しクリアにフラットベースを追加したものをトップコートとして使用し、Mr.ウェザリングカラーでのウォッシングを行いました。
各部ショット
正しくブロッケード・ランナーですね。スミ入れだけでも充分に本編の登場する当艦の魅力を味わえると思います。
サイドビュー。丸いパーツの配置が特徴的です。上部に装備されている四角いアンテナは、エピソード7の前にミレニアム・ファルコンへと移植されたという設定。
見るからに速そうな11連ノズルを装備していますが、元々は外交船であるため、性能はそれなり。
エピソード4の直前を描くローグ・ワンにも当然ながら登場し、ファンを喜ばせました。下面前部に見える脱出ポッドで、2体のドロイドがタトゥイーンに投下されます。
ビークルモデル、まだまだ続きます!