久々にプラモの投稿。
実は新しい水性ホビーカラーのテストピースとしてドラえもんのプラモを作っていて、ドラえもんとドラミちゃんは完成しているのですが、タイムマシンという大物が残っているので、まだ投稿には到りません。
その間に、作りかけだったこちらを完成させることができたので、即撮影して記事を書いています。
アクロバッターは、前作のバトルホッパーの「バッタそのまんま」から少しデフォルメされたスタイルが特徴。私は「BLACK」の世界観とデザインに心酔していたので、当時は少々ノれない感を抱いていましたが、今見るとライダー共々こちらの方が好きなデザインだったりします。
このキット以降、他のマシンがメカコレとしてリリースされる気配は皆無となり、非常に残念です。昭和ライダーのマシン群はどれも素晴らしく格好良いんですけどね…。
キットについて
メカコレフォーマットなので、すこぶる小さく精密。成形色とデカールで殆どのカラーリングを補えるので、素組みで完成させるのは簡単です。
RXのアンテナが強度確保のためにヒレ状で成形されているので、少し加工しておくとかなり雰囲気が良くなります。
塗装について
例によって黒サフからの塗装。Mr.カラーの基本色とGXメタルブルーで済みますが、白と黄色の下地はホワイトサフを使用しています。
途中からリニューアルした水性ホビーカラーを使用し始めたので、RX本体のゴールドや細部のシルバーに関してはそれを使用。ラッカー系よりも乾燥は遅い(指触可能までは冬場でもなんと30分程度でOK、ただし一晩おかないとつや消しトップコートが半つやになったりする)ですが、強度やエアブラシでの使い勝手はラッカー系と遜色なく、筆塗りに至っては遅めの乾燥時間故に、リターダー不要で非常にやりやすいです。
すっかり気に入ったので、トップコートを水性ホビーカラーのつや消しクリアーにしてみました。仕上がりは上々です。
各部ショット
極小サイズだけにアンテナは太めなバランスですが、実物だと全く気になりません。RXの造形も素晴らしいです。
シンプルなRXの後ろ姿と、シンプルなシルエットのアクロバッターがマッチしています。6本のマフラーはサイクロンへのオマージュかも知れませんね。
劇中から飛び出してきたかのようなスタイリングがメカコレの醍醐味です。後続キットが出ないのは本当に残念ですね。
RXは黒一色の成形なので、塗装は必須。頭部の塗装は特に大変ですが、仕上げた際の達成感は随一です。
なお、RXとアクロバッターの「真っ赤な眼」にはガイアノーツの蛍光ピンクを筆塗りしたので、ブラックライトで光ります。
もちろんアクロバッター単体でも飾れます。デカールの精度も良いですね。
タイムマシンの製作に戻ろうかと思いつつ、別のキットにも手をつけたい今日この頃。リニューアルした水性ホビーカラーが個人的に良すぎたので、ちょっとプラモ熱が上がっています。