"Plamo" logs

　製作過程を示すことなく、完成しました。数あるモビルアーマーのキットの中でも、最も組むのが簡単な部類だと思います。

　νガンダムの記事に、「かなり前に作ったあるキットをバラしてリコンストラクト」なんて事を書いてますが、そちらはいじっている内にかなりのストレスになったので、このエルメスに逃げてしまいました(笑)。



　どちらかというと、ゲルググの方の製作に本気になったりして。

　さすがのゲルググも1/550ともなると、3cmとちょっとしかないので、なかなか大変ですけど、塗り分けがうまくいくと、嬉しさは格別です。

　ゲルググとの対比によって、スケール感が増します。実物は物凄く小さいんですけど。



　シンプルなシルエットながら、割とパーツ数が多く、「詰まっている」感覚があります。

　ビーム砲はピンバイスで開口してやりました。エルメスで手を入れた箇所はここだけです。



　バーニアは薄く削ろうかとも考えましたが、この無骨さも魅力なので、キットそのままにしてあります。

　リアビューは、結構ディテールの密度が高いです。



　ビーム砲は可動式。ただし、可動させると塗装が剥がれます(笑)。



　エルメスの塗装は、いつもどおり黒立ち上げで。つや消し黒で真っ黒にした後、ベースホワイトでグラデーションを描き、その上に各色を吹きつけています。

　グリーンは、ルマングリーンを吹いた後、ルマングリーン＋ガンダムカラー・ブルーの混合を吹きました。ルマングリーンのみのステップはあんまり意味がなかったかも。ピンクは基本色、グレーはガンダムカラーを吹いています。黄色はガンダムカラーで、この箇所のみ筆塗りです。後はエナメルでのスミ入れ、白、銀のドライブラシを軽く。



　ゲルググは、エルメスと同様に黒立ち上げで、シャア色のガンダムカラーをそのまま使用。黒はエナメルです。

　意外にプロポーションがいいと思いませんか？



　写真で拡大すると、実際の大きさが分からない程だ…と身の程知らずに自画自賛(笑)。



　腕は接着せずに、真鍮線を使って可動するようにしました。飾っていると殆ど動かすことはないですけど、何だか接着するのが勿体無くて。



　というわけで、手早く完成して、かなり満足いたしました。数十年前より何度か作りましたけど、やっと上手く出来たかな。

　ビットは…面倒なので作りませんでした。