毎年、バンダイ・キャンディ事業部から発売されるスーパー戦隊シリーズの「ミニプラ」ブランドは、挑戦的な仕様で高いクォリティを維持していることが知られています。
私も、「ガオレンジャー」あたりから買い始めたのですが、「ガオ」からしばらくは買うだけ(いわゆる積みプラ)になり、本格的に作り始めたのは「ゲキレンジャー」からです。
今年度の「シンケンジャー」のミニプラも、挑戦的な内容になっており、充実度は非常に高いものになっています。今年度も、パチ組み+全塗装(一部シールで手抜き)のパターンで作りました。合体パターンがあまりにも多いので、最終形態のサムライハオーと、おまけのダイゴヨウを紹介します。
こんな感じで、とってもスタイルがいいのです。
あおりアングルで。今年度は私も子供の為にDXシリーズを全て集めましたが、両者は同じ形のパーツを使って、別物を仕上げた感覚になっています。
ダイゴヨウは劇中のスーツに近似した印象になっています。
DX版(と劇中)は、御雑把に言えば、台座+ダイカイシンケンオーという構成なのですが、ミニプラ版は台座っぽさをオミットし、より正統なパワーアップ形態を思わせるスタイルになっています。
サイドビュー。背中のボリュームがすごいことになっています。
リアビュー。イカテンクウバスターをほぼまるごと背負っていますが、延長パーツを付けて支柱にするなど、素晴らしい工夫が見られます。
フェイス部はダイカイシンケンオーのもの。頭の飾りが物凄いことになっていますが、あんまりプロポーションに影響してないという、絶妙なバランスが嬉しいです。
今回はブラックとゴールドが決め手になっています。ゴールドの部分は細かすぎて、ほぼ全て筆塗りになり、大変な思いをしました…。
実は、今年度を最後にミニプラ購入をしばらく停止しようと思っています。
例年、ミニプラは大きさと手抜き具合の割には、多くの時間をとられてしまい、他に作りたい普通のプラモが作れなくなってしまうという状況にありました。今後は強~く琴線に触れたものに関してのみ、作ってみようと思います。